理学療法士がヨガインストラクターになるメリット!働き方の選択肢が広がる!

理学療法士の新しい働き方 理学療法士×ヨガ

「理学療法士がヨガインストラクターになるには?」

「理学療法士がヨガインストラクターになるメリットは?」

「ヨガインストラクターになると今とは違った働き方ができるの?」

理学療法士の職域だけでは働き方が限られ、自分が望む働き方が難しくなることもあります。

そんな中、ヨガインストラクターを取得し、フリーランスとしてヨガを教えたり、自社スタジオを持って働くセラピストがいます。

理学療法士の一つのキャラアプランとしてヨガインストラクターとの掛け合わせが注目されています。

この記事ではヨガインストラクターになるメリットヨガインストラクター資格の取り方ヨガインストラクター資格である「RYT200」を取れる場所を解説しています。

この記事からわかること

  • 理学療法士がヨガインストラクターになる方法
  • 理学療法士がヨガインストラクターになるメリット
  • ヨガインストラクター資格の取り方

この記事を読めば、理学療法士の働き方に新しい可能性を見つけられます。

ヨガとは

ヨガは、古代インドで生まれた心身の健康法で、身体的なエクササイズだけでなく、精神的な練習も含んでいます。

サンスクリット語の「ヨガ」は「結びつける」という意味を持ち、身体と精神、そして自己と宇宙のつながりを象徴しています。

ヨガはポーズ(アーサナ)、呼吸法(プラナヤマ)、瞑想(ディヤナ)の三つの要素から成り立っています。

ヨガの目的

ヨガの主な目的は、心と体のバランスを整え、自己理解と自己啓発を深めることです。

ヨガを行うことで、ストレスの軽減、集中力の向上、気持ちの安定、自己受容の強化など、精神的な面でも多くの利点があります。

また、身体的な面では、筋力の向上、柔軟性の増加、バランス感覚の改善、体調管理などの効果が期待できます。

ヨガの効果

ヨガのポーズと呼吸法は、筋肉の強化、柔軟性の向上、姿勢の改善に役立ちます。また、瞑想や深い呼吸はストレスを軽減し、リラクゼーションを促します。

心臓病や高血圧、関節炎、うつ病、不安などの慢性的な病気の症状を和らげることも示されています。

また、睡眠の質の向上、消化機能の改善、免疫力の強化など、全体的な健康とウェルビーイングに対する有益な影響も報告されています。

理学療法士がヨガインストラクターになるメリット

理学療法士がヨガインストラクターになることで、さまざまなメリットがあります。

解剖学や運動学の知識を活かせる

理学療法士は、身体の構造や機能に関する広範な知識を持っています。これはヨガの指導において非常に役立ちます。

それは、特定のポーズが身体にどのように影響を及ぼすか、または特定の身体の制約を持つ人々がどのようにヨガを安全に行うことができるかなど、詳細な指導を提供するのに役立ちます。

新しい人脈が増える

理学療法士がヨガインストラクターになると、新しい人脈が増える可能性があります。

クライアントやヨガコミニティ、他の専門家やビジネスのつながりなどです。

これらの新しい人脈は、あなたのキャリアやパーソナルライフにプラスの影響を与える可能性があります。

あなたが新しいことを学び、自己成長を達成し、自分の専門知識を共有し、あなた自身と他人の健康と幸福を向上させるための機会を増やすことができます。

起業やフリーランスなどの選択肢ができる

理学療法士がヨガインストラクターになると、そのキャリアパスは多様化します。

起業やフリーランスとして働く選択肢が広がることは大きなメリットと言えるでしょう。

自分の時間をコントロールできるようになり、収入源も多様化します。

しかし、起業やフリーランスとして働くことには、リスク管理、マーケティング、財務管理など、ビジネス運営の全体的なスキルが必要になることも覚えておくべきです。

理学療法に応用できる

理学療法士がヨガインストラクターになることで、そのヨガの知識とスキルを理学療法の領域に適用することが可能になります。

実際にはヨガのポーズや呼吸法を治療に応用していくことができます。

また、ヨガは精神的な健康にまで焦点をあてており、患者さんへの対応に応用することが可能です。

ヨガインストラクターになるには

ヨガインストラクターになるための方法を紹介します。

ヨガスタジオの養成コースを受ける

ヨガスタジオの養成コースは、ヨガの教え方を学び、自己のヨガの実践を深めるための良い方法です。

その場所で実際にヨガを教えるインストラクターや他の学習者と直接交流できるので、特に対面での学びが重要と感じる人には適しています。

養成コースを選ぶ際には、自分の目標や興味、ヨガに対する哲学、そして受講可能な時間と費用を考慮することが重要です。

また、可能ならば、コースを提供するスタジオのクラスを受けて、そのスタイルや教え方が自分に合っているかどうかを確認することをお勧めします。

ヨガインストラクター養成学校に通う

ヨガインストラクター養成学校は、ヨガの教育と訓練を専門に行っている機関です。

これらの学校は通常、ヨガアライアンスや他のヨガ認定機関から認定されており、そのプログラムは国際的な基準に従っています。

養成学校に通うことの利点の一つは、ヨガの教育に専念できることです。

この種の学校は、専門的なヨガ教育を提供することに重点を置いており、学生は自分のヨガの実践と教え方のスキルを深めるための資源とサポートを受けることができます。

通信講座で学ぶ

通信講座を通じてヨガインストラクターになることも可能です。

自分のペースで学ぶことができ、近くにヨガインストラクターの養成学校がない人や、時間や場所の制約がある人にとってオススメです。

しかし、通信講座は実際に体を触って指導してもらう経験がないため、技術の取得が難しいというデメリットもあります。

ヨガインストラクターの資格

ヨガインストラクター資格はさまざまな団体が発行しています。

今回は特に知名度の高い「全米ヨガアライアンス」と「インド中央政府認定」を紹介します。

全米ヨガアライアンス

全米ヨガアライアンスは、ヨガ教育の品質を確保するための国際的な団体です。

その認定を受けたヨガインストラクター養成コースは一定の教育基準を満たしていることが認められています。

全米ヨガアライアンス登録インストラクターは日本国内だけでなく、世界各国で通用するスキルを証明されています。

RYT200

全米アライアンス認定校によって200時間の養成講座を終了したものに与えられるヨガインストラクターの国際ライセンスです。

指導経験がなくても資格の取得が行えます。

RYT500

全米ヨガアライアンス認定校によって養成講座を修了し、かつ指導経験のあるものに与えられるヨガインストラクターの国際ライセンスです。

取得には500時間のトレーニングや指導経験が必要となっています。

要資格者の数が少なく、希少価値が高いしくになっています。

インド中央政府認定(YIC)

1990年よりインド中央政府が公認した養成講座を終了すると得られる資格です。

日本ではインドで雄一ヨーガ大学院大学を持つ、スワミ・ヴィヴェーカナンダ・ヨーガ研究財団と、ヨーガ・ニケタンが共同でヨーガ・インストラクター養成講座を開催しています。

ヨガインストラクター資格「RYT200」が取れる場所

「RYT200」が取得できる養成講座を紹介します。

ファーストシップ

出典:FIRSTSHIP
名称FIRSTSHIP
URLhttps://www.firstship.net/
スタジオ東京、神奈川、大阪、福岡
オンラインあり
取れる資格RYT200
RYT500

YMCメディカルトレーナーズスクール

名称YMCメディカルトレーナーズスクール
URLhttps://ymcschool.jp/
場所東京、神奈川、名古屋、大阪、福岡、宮城、ハワイ
オンラインあり
取れる資格RYT200
RYT500

ヨギー・インスティテュート

名称ヨギー・インスティテュート
URLhttps://yoggy-institute.com/
場所北海道、東京、神奈川、名古屋、京都、大阪、福岡、ニューヨーク
オンラインあり
取れる資格RYT200
RYT500

アヤボディアーキテクチャー

出典:AYA BODY ARCHITECTURE
名称AYA BODY ARCHITECTURE
URLhttps://www.aya-bodyarchitecture.net/
場所東京、名古屋、兵庫、福岡
オンラインあり
取れる資格RYT200
RYT500

ヨガインストラクターになる手順

ヨガインストラクターになる手順を紹介します。

ヨガを体験する

まずはヨガクラスに参加し、ヨガの基本的なポーズや呼吸法、哲学を学びます。

この段階で自分がヨガを深く学び、他人に教えることに情熱を感じるか確認します。

ヨガインストラクターの資格取る

ヨガインストラクターになるために資格はいりませんが、人に教えられるだけの知識や技術が必要です。

ヨガにはさまざまな団体がヨガインストラクター資格の養成講座を行い、資格を発行しています。

これらの資格を取ることで知識や技術を習得することができたり、就職や起業した際の集客にプラスとなります。

資格を取りながらトレーニングしていくのが良いでしょう。

オススメのヨガインストラクター資格は全米ヨガアライアンスです。

全米ヨガアライアンスのRYT200は、国際的に認知されている基本的な資格です。

この資格を取得するには、認定されたヨガスクールでの200時間以上のトレーニングが必要です。

ヨガインストラクターとして働く

資格を取得したら、ヨガスタジオ、フィットネスクラブ、コミュニティセンター、オンラインなどでヨガインストラクターとして働き始めます。

初めての仕事を見つけるのは難しいかもしれませんが、経験を積むにつれて、より多くの機会が開かれるでしょう。

ヨガを体験できる場所

ヨガをスタジオやオンライン、地域のヨガ教室などさまざまな場所で体験することができます。

ここでは始めやすい、ヨガスタジオとオンラインヨガについて紹介します。

ヨガスタジオ

全国展開しているヨガスタジオを紹介します。

Lava

出典:LAVA
名称LAVA
URLhttps://yoga-lava.com/
場所全国
オンラインあり
特徴ホットヨガ

CALDO

出典:CALDO
名称CALDO
URLhttps://www.hotyoga-caldo.com/
場所北海道、宮城、新潟、東京、神奈川、埼玉、千葉、静岡、愛知、大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、岡山、徳島、福岡、熊本、宮崎、沖縄
オンラインなし(youtube配信あり)
特徴ホットヨガ

zen place yoga

出典:zen place yoga
名称zen place yoga
URLhttps://www.zenplace.co.jp/yoga
場所東京、神奈川、大阪、兵庫
オンラインあり
特徴プライベートレッスンあり

オンラインヨガ

自宅でできるオンラインヨガを紹介します。

SOELU

出典:SOELU
名称SOELU
URLhttps://www.soelu.com/
特徴トレーニングやピラティスも受講可能

まとめ

この記事のまとめ

  • 理学療法士がヨガインストラクターになることで治療の幅や将来の選択肢が広がる
  • ヨガインストラクター資格は全米ヨガアライアンスがおすすめ
  • 理学療法士がヨガインストラクターになることで起業やフリーランスとしての働き方ができる

理学療法士がヨガインストラクターとして働くことで、起業やフリーランスなどの新しい働き方を選択できます。

また、ヨガインストラクターとしての経験や知識は理学療法にも活かされ、利用者さんのニーズに幅広く応えることができるようになります。

ヨガインストラクターは資格がなくてもなれますが、自身の知識や技術的な向上、クライアントからの信頼感、就職や集客のためには資格を取得した方が良いでしょう。

ヨガインストラクターの資格は全米ヨガアライアンスの「RYT200」がおすすめです!

理学療法士の新しいキャリアとしてヨガインストラクターは今後も注目されていくでしょう。

くっきー

最後までご覧いただきありがとうございました。

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