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「ハローワークに理学療法士の求人はあるの?」
「理学療法士でもハローワークは使ったほうがいい?_」
「理学療法士のハローワークの使い方を教えて!」
理学療法士の転職には、ほとんどの場合は転職サイトを使いますよね。
希望の求人が十分検索できている状態であれば、特に利用する必要はないでしょう。
しかし、求人が少ない職域や地域の場合はハローワークを併用することで求人数が増え、転職が成功する可能性が上がります。
また、ハローワークは地元や中小企業の求人を扱っており、転職サイトにはない小規模な優良求人が見つかることもあります。
今回はそんなハローワークで受けられるサービス、メリット・デメリット、注意点、利用方法を紹介します。
この記事からわかること
- 理学療法士がハローワークで受けられるサービス
- ハローワークのメリット・デメリット
- ハローワークを利用するときの注意点
>>理学療法士の転職サイトはこちら「【2023年】理学療法士におすすめの人気転職サイトランキング19選【徹底比較】」
ハローワークとは国の機関
ハローワークとは「公共職業安定所」のことで、厚生労働省が管轄する国の機関です。
「職安」とも呼ばれています。
全国500ヶ所以上に設置されており、就労可能な人なら誰でも利用できます。
ハローワークは就職や転職を目指す人々に対して
- 職業紹介
- 職業相談
- 雇用保険の手続き
などを行なっています。
ハローワークは転職サイト同様に無料で利用することができます。
理学療法士がハローワークで受けられるサービス
ハローワークは職業紹介・求職者支援、雇用保険、雇用対策を行なっており、以下のサービスを受けることができます。
ハローワークのサービス
- 求人紹介や相談支援
- インターネットサービス
- 面接や応募書類作りのアドバイス
- 就職活動に役立つセミナーの開催
- スキルアップのサポート
- 失業保険の申請
この中で理学療法士の転職では主に以下のサービスが利用できます
- 求人紹介や相談支援
- インターネットサービス
- 面接や応募書類作りのアドバイス
- 失業保険の申請
ハローワークでは求人紹介や面接・書類作りのアドバイスも受けられます。
ハローワークのメリット
ここではハローワークのメリットを紹介します。
ハローワークのメリット
- 全国の求人を見ることができる
- 地元求人を多く扱っている
- 転職を強く進められることはない
- 相談や対策を無料で受けることができる
全国の求人を見ることができる
ハローワークは全国の求人を見ることができます。
全国500ヶ所以上に設置されているハローワークは、厚生労働省の管轄のもと急雨人情報が1つのネットワークで繋がっています。
そのため、各都道府県のハローワークで扱えわれている求人情報を見ることができます。
求人情報は
- ハローワーク窓口
- ハローワーク内のパソコン
- 自宅のパソコン、タブレット、スマホ(ハローワークインターネットサービス)
から探すことができます。
地元求人を多く扱っている
ハローワークでは地元求人を多く扱っています。
これは職業安定法により
「公共職業安定所は求職者に対して、できる限り就職の際に居住の変更を必要としない職業を紹介する」
ように定められているからです。
ハローワークには転職サイトでは見つからない求人に出会えることがあります。
転職を強く勧められることはない
ハローワークでは転職を強く勧められることはありません。
ハローワークは国が運営する機関です。
そのため、企業側からも求職者側からもお金をとらずに、無料で利用することができます。
ハローワークの相談員は、転職サイトのアドバイザーのように転職させなければお金にならないという状態ではないため、無理な転職や強引な転職はさせません。
利害関係がないため安心して利用できます。
相談や対策を無料で受けることができる
ハローワークでは転職の相談や対策を無料で受けることができます。
ハローワークでは希望に応じて以下のサポートを受けることができます。
- 履歴書や職務経歴書の添削
- 面接のマナーや心構えについてのアドバイス
- 模擬面接
これらのサポートを受けるにはハローワークへの求職登録が必要です。
ハローワークのデメリット
ここではハローワークのデメリットを解説します。
ハローワークのデメリット
- 自分で積極的に動かなければならない
- 窓口の相談員により対応が変わる
- 募集要項と実際の求人に差異がある
自分で積極的に動かなければならない
ハローワークでは自分で積極的に動かなければなりません。
ハローワークはエージェント型の転職サイトと違い以下の特徴があります。
- 相談員からの働きかけはない
- 相談員によってサポート内容や対応に差がある
そのため、自分から積極的に転職活動を進めていかないと、転職することはできません。
積極的に転職のサポートをして欲しい場合はエージェント型の転職サイトを利用するのが良いでしょう。
>>理学療法士の転職サイトはこちら「【2023年】理学療法士におすすめの人気転職サイトランキング19選【徹底比較】」
窓口の相談員により対応が変わる
ハローワークは窓口の相談員により対応が変わります。
ハローワークの相談員は国に雇われている職員が担当します。
特に就職や転職の専門家ではない人が行なっている場合も多く、対応する相談員によって対応はかなり差が出ます。
転職のプロのサポートが受けたい場合はエージェント型の転職サイトを利用するのがオススメです。
募集要項と実際の求人に差異がある
ハローワークでは募集要項と実際求人に差があることがあります。
ハローワークは無料で求人を掲載できるため、求人を掲載するハードルが低く比較的どの会社でも掲載できます。
また、写真や詳細な情報が求人票に載っていないことが多く、職場の状況がイメージしにくいです。
そのため、実際に転職したら「イメージと違った」と思う可能性があります。
エージェント型転職サイトのようにアドバイザーが自ら職場の細かい情報を調べて教えてくれることもないため、情報量が少ない状態で転職活動をしなければならないことを覚えておきましょう。
理学療法士がハローワークを上手に利用するポイント
ここでは理学療法士がハローワークを上手に利用するポイントを紹介します。
ポイント
- 他の転職サービスを併用する
- 求人情報を鵜呑みにしない
- 頻繁に募集がかかっている求人は気をつける
他の転職サービスを併用する
理学療法士がハローワークを上手に利用するには他の転職サービスと併用するようにしましょう。
理学療法士は専門職であるため、ハローワークには掲載せず以下の広告を利用することが多いです。
- 理学療法士に特化した転職サイト
- 養成校の就職相談窓口
- 自社のホームページ
特に大規模な施設や法人ではハローワークには掲載しない傾向にあります。
理学療法士の転職では転職サイトなどをメインとしながら、補助的にハローワークを利用するのが良いでしょう。
>>理学療法士の転職先の探し方はこちら「【時間がない理学療法士は必見】オススメの転職先の探し方!」
求人情報を鵜呑みにしない
理学療法士がハローワークを上手に利用するに求人情報を鵜呑みにしないようにしましょう。
ハローワークの求人情報は写真などもなく、情報量が少ない場合があります。
エージェント型の転職サイトのようにアドバイザーから詳細な情報を聞くこともできないため、求人情報だけを鵜呑みにしないで自分で情報を集める必要があります。
ハローワークを利用するときは、「求人情報を鵜呑みにしない」と思いながら情報収集をするぐらいの気持ちで臨むのが良いでしょう。
頻繁に募集がかかっている求人は気をつける
ハローワークを利用するときは頻繁に募集のかかっている求人には気をつけましょう。
頻繁に募集のかかっている職場は何か問題があって、すぐ人が辞めてしまう環境かもしれません。
そのような職場の募集は疑ってかかり、良く情報収集するようにしましょう。
基本的にはそのような職場は避けるほうが無難です。
頻繁に募集がかかっている求人は気をつけましょう。
理学療法士がハローワークを使う注意点
ここでは理学療法士がハローワークを利用する注意点を紹介します。
ハローワークの注意点
- 開庁日は平日のみ 端末利用時間
- 求人票の印刷枚数に制限がある
- 求人内容をよく確認する
- 在職中の場合は求人応募に制限がかかることがある
開庁日は平日のみ
ハローワークの開庁日は平日のみです。
ハローワークは国が設置している機関であるため、基本的には平日夜間や土日祝日はやっていません。
しかし、場所によっては土曜日や夜間に開庁しているところもあります。
詳細は厚生労働省のホームページで確認できます。
端末利用時間・求人票の印刷枚数に制限がある
ハローワークの端末利用時間や求人票の印刷枚数に制限があります。
ハローワークには求人端末が設置されており、無料で求人の閲覧や求人票のコピーができます。
基本的にはいつでも利用できますが、混雑時には時間制限や求人票の印刷枚数に制限が設けられることがあります。
自宅からインターネットで求人検索もできるため、そちらを利用しても良いでしょう。
求人内容をよく確認する必要がある
ハローワークの求人内容はよく確認するようにしましょう。
ハローワークの求人は
- 無料で求人掲載できるため広告のハードルが低い
- 転職サイトのようにアドバイザーが詳細を確認していない
などの理由によりオススメできない求人が混ざっている可能性もあります。
相談員も詳細は把握していないため、自分で内容をよく確認して判断しなければなりません。
ハローワークの求人はよく確認するようにしましょう。
在職中の場合は求人応募に制限がかかることがある
在職中の場合はハローワークの求人応募に制限がかかることがあります。
ハローワークの求人の中には以下の場合しか応募できないものもあります。
- すでに退職している
- 退職時期が明確に決まっている
職場によってはすぐに入職して欲しいため、そのような条件になってるものもあります。
また、ハローワークに登録されている求人に応募するためには、紹介状を出してもらう必要があります。
紹介状をもらうためには現在の職場に退職願を提出して、離職票を出してもらわなければなりません。
ハローワークの利用方法
ここではハローワークの利用方法を解説します。
ハローワークの利用方法
- 求人申込書の提出
- ハローワークカードの発行
- 求人の検索・閲覧
- 窓口で求人の応募
- 応募書類の作成
- 面接
- 内定獲得
求人申込書の提出
最寄りのハローワークに行き、求職申込書を記入して提出します。
求職申込書は、希望職種や労働条件などを記載するための書類です。
自宅のインターネットで仮登録をしてから、ハローワークで本登録をすれば、手書きでの申し込みを省くことができます。
ハローワークカードの発行
求職申込書が受理されたら「ハローワークカード」が発行されます。
ハローワークカードは職業相談や求人紹介時に必要なため、毎回忘れずに持参が必要です。
求人の検索・閲覧
ハローワークの求人を検索・閲覧しましょう。
ハローワークの求人は以下の方法で検索できます。
- ハローワークの求人端末
- ハローワークの相談窓口
- ハローワークインターネットサービス
インターネットサービスであれば自宅からでも検索可能です。
窓口で求人の応募
気になる求人が見つかったら、窓口で求人の応募をしましょう。
紹介状を作成してくれるため、面接時に持参します。
応募書類の作成
書類の扱いは応募する職場により違うため、確認するようにしましょう。
希望すればハローワークの窓口で書類の添削をしてくれます。
面接
面接へ行きましょう。
ハローワークから受け取った紹介状を忘れずに持参しましょう。
面接に不安のある人はハローワーク窓口で対策をしてくれます。
内定獲得
応募先から内定をもらったら、改めて仕事内容や待遇を確認しておきましょう。
入職後に思っていたのと違うとならないように、よく考えてから承諾しましょう。
まとめ
この記事のまとめ
- ハローワークは地元求人を多数扱っている
- 地方で求人数が少ない場合は転職サイトなどと併用がオススメ
- ハローワークは補助的に使おう
専門職である理学療法士の転職では、ハローワークを求人検索の第一選択として利用することはオススメしません。
まずは
- 転職サイト
- 養成校の就職相談窓口
- 自社のホームページ
などで求人を探し、求人数が少ないようであれば補助的にハローワークを併用するのがオススメです。
地域にある小規模な優良施設を見つけられるかもしれません。
また、地方では転職サイトで扱っている求人数も少ないため、積極的に併用すると良いでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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よくある質問
ハローワークは誰でも利用できますか?
年齢や経験を問わず誰でも利用できます。
ハローワークの初回はどれくらい時間がかかりますか?
相談内容にもよりますが約 20〜60分程です。