「理学療法士は疲れると思うの私だけ?」
「理学療法士を続けられるか心配‥」
「理学療法士に疲れたらどうすればいいの?」
多忙な業務や患者さんの体を扱うプレッシャー、終わらない自己研鑽…
理学療法士の仕事は考えただけで疲れます。
疲れは放っておくと蓄積して体や心に症状として現れます。
適切に対応しないと生活がままならないこともあります。
この記事では理学療法士が疲れる理由、仕事に疲れたときに起こるサイン、理学療法士に疲れたときの対処法を紹介します。
この記事からわかること
- 理学療法士が疲れる理由
- 仕事に疲れたときに起こるサイン
- 理学療法士に疲れたときの対処法
理学療法士が疲れる理由
理学療法士は身体的にも精神的にも負担の大きい仕事です。
疲れを感じることも多いですよね。
ここでは理学療法士の疲れる理由を紹介します。
理学療法士が疲れる理由
- 職場の人間関係
- 業務量が多い
- 給料が低い
- 勉強量が多い
- 患者さん(利用者さん)の対応
- やりがいを感じられない
- 仕事に対する評価が適切でない
職場の人間関係が悪い
職場の人間関係がわるいと非常に疲れます。
職場の人間関係が悪いと
- 周りに気を使わないといけない
- 連携をとれなく仕事がスムーズに進まない
- 場合によっては陰口や悪口を言われる
などが起こり、精神的な負担が大きくなります。
精神的なストレスが多くなると、非常に疲れます。
仕事の業務量が多い
仕事の業務量が多くなると疲れます。
理学療法士は臨床業務以外にもたくさんの仕事があります。
理学療法士の業務
- 臨床業務
- 書類業務
- 後輩や学生指導
- 施設業務
- 勉強会や研究
これだけの業務をこなすのは非常に疲れます。
業務が多岐になるため、残業も多くなります。
職場の給料が低い
職場の給料が低いと疲れます。
一生懸命働いても、給与明細を見た瞬間にどっと疲れが出ます。
これだけ働いたのにこれだけ?
こんな思いが疲れを増幅させます。
>>理学療法士の給料が安い理由と収入を上げる方法ついてはこちら「理学療法士の給料は安いのか?年収が低い理由と収入を上げる方法を解説!」
理学療法士としての勉強量が多い
理学療法士は勉強量が多いため疲れます。
理学療法士は幅広い知識が必要なのはもちろんですが、常に新しい情報が出るため勉強量が多くなります。
勉強しても、勉強しても終わりが見えないため、疲れて嫌になることもあります。
仕事しながらの勉強は本当に疲れます。
患者さん(利用者さん)の対応
患者さん(利用者さん)の対応で疲れます。
理学療法士は患者さん(利用者さん)の身体を扱うため、とても繊細な対応が求められます。
立ち振舞や話し方など、常に気を使いながら対応するため、ヘトヘトになります。
仕事が終わるとぐったりします。
患者さん(利用者さん)の対応はとても疲れる仕事です。
仕事にやりがいを感じられない
仕事にやりがいを感じられないと疲れます。
自分の仕事にやりがいを感じていなければ
- 楽しくない
- ワクワクしない
- 集中力が続かない
- 時間が長く感じる
状態となりやすいです。
結果的に仕事がつまらなき感じ、疲れを感じやすくなります。
仕事に対する評価が適切でない
仕事に対する評価が適切でないと疲れやすいです。
一生懸命頑張って、結果も出しているのに職場から評価されないのは辛いものです。
適切な評価システムかないと、頑張っても評価されない環境になります。
そんな環境では、やる気も続かず、疲れも感じやすくなります。
仕事に疲れたときのサイン
疲れが溜まると体のほうから限界と判断し、サインを出します。
このサインは心身ともに疲れている証拠であり、今のうちに対処すべき状態です。
ここでは仕事で疲れたときに起こるサインを紹介します。
仕事に疲れたときのサイン
- 集中力が低下する
- 仕事を休みたいと思う
- 睡眠の質が悪い
- イライラする
疲労度を細かくチェックしたい人は以下のサイトがオススメです。
厚生労働省が行なっているサイトです。
集中力が低下する
集中力の低下は疲れているサインです。
- いつもよりも集中できない
- 集中できない状態が続いている
- 一時的に集中できるも続かない
このような状態であれば疲労から集中力が低下している場合があります。
いつもより集中力が低下していると思ったときは要注意です。
仕事を休みたいと思う
仕事を休みたいと思ったときは疲れているサインです。
身体的・精神的に疲れていると仕事を休みたくなります。
疲労が無意識に仕事を拒否しているのです。
サインを見逃さないようにしましょう。
睡眠の質が悪い
睡眠の質が悪くなっているときは疲れているサインです。
特に精神的疲労が蓄積していると睡眠の質が悪くなります。
- 寝つきが悪い
- 何回も起きてしまう
- 朝スッキリ起きられない
など、睡眠の質の低下が疑われるときは注意しましょう。
疲れて睡眠の質が悪くなっている場合があります。
イライラする
イライラするときは疲れているサインです。
疲れているときは普段なにも思わないことでも、イライラすることがあります。
何気ない会話や行動にイラッと来る回数が増えてきたら黄色信号です。
いつもよりイライラすることが増えてきたら疲れている可能性があります。
理学療法士に疲れたときの対処法
疲れたまま無理をして仕事をすると、疲労はどんどん蓄積していきます。
適度にリフレッシュをするなど対処が必要です。
ここでは理学療法士が仕事に疲れたときの対処法を紹介紹介します。
疲れたときの対処法
- 休息をとる
- 好きなことをする
- 適度に体を動かす
- 転職してみる
- 理学療法士をやめてみる
ゆっくり休息をとる
理学療法士に疲れたときはゆっくり休息を取るようにしましょう。
働き続けは疲労を蓄積するだけです。
仕事から離れてゆっくりする時間を作ることで、リフレッシュできます。
具体的には
- 業務の量を減らして残業をしないようにする
- 公休や有休をしっかり使って休む
などを意識して、自分の時間を確保しましょう。
また、身体的な不調が明らかなときは休職も検討しましょう。
自分の体を大事にしてください。
>>理学療法士の休日についてはこちら「理学療法士の休みはどれくらい?休日の特徴を勤務先別に解説!」
自分の好きなことをする
理学療法士に疲れたときは自分の好きなことをしましょう。
好きなことに集中できれば余計なことを考えなくて済むため、仕事のことが頭から離れます。
仕事のことを考えない時間が少しでも増えれば気分をリフレッシュすることができます。
スポーツ、読書、ゲームなど無理なく没頭できるものであればなんでも良いです。
疲れたときは好きなことをしてリラックスしましょう。
適度に体を動かす
理学療法士に疲れたときは適度に体を動かしましょう。
体を動かすことで気分をリフレッシュしたり、頭を空っぽにして仕事のことを忘れられます。
また、適度な運動は睡眠の質を良くします。
体を動かすことで良質な睡眠となり、疲れが取れる効果が期待できます。
疲れたときは適度に体を動かすと良いでしょう。
転職してみる
理学療法士に疲れたときは転職を検討していも良いでしょう。
職場の環境や仕事内容に疲れて、身体的・精神的に症状が出ているときは転職も一つの選択肢です。
特にパワハラやセクハラなどが原因の場合は迷わず転職して環境を変えましょう。
我慢しすぎると少し休んだぐらいでは治らないほど深刻な状態となることもあります。
無理せず転職も選択肢に入れておきましょう。
>>理学療法士の転職方法についてはこちら「【理学療法士の転職方法】初心者でも成功する10の手順を徹底解説!」
理学療法士をやめてみる
仕事に疲れたときは理学療法士をやめてみるのも一つの選択肢です。
理学療法士という仕事自体が自分に合わないと思うのであれば、理学療法士をやめてみるのも一つの手です。
自分に合った仕事を見つけられるかもしれませんし、やっぱり理学療法士が良いと思ったら戻ってくることもできます。
理学療法士は国家資格だから戻りやすい職種です。
理学療法士を辞めて充実している人もたくさんいます。
>>理学療法士をやめてよかった体験談はこちら「理学療法士をやめてよかった理由!事例と転職先を紹介!」
【まとめ】疲れのサインを見逃さず適切に対処しよう
この記事のまとめ
- 疲れのサインを見逃さないようにしよう
- 疲れに対しては意識的に対処しよう
- 場合によっては転職や理学療法士を辞める選択肢も持とう
理学療法士は身体的・精神的に非常に疲れやすい仕事です。
知らず知らずのうちに疲労が蓄積していることも珍しくありません。
疲れてくると体や心にはサインが出てきます。
このサインを見逃さず、適切に対処していくようにしましょう。
自分を大事にし、頑張りすぎないことが大切です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
よくある質問
理学療法士が疲れる理由はなんですか?
理学療法士は主に以下の理由で疲れます。
- 職場の人間関係
- 業務量が多い
- 給料が低い
- 勉強量が多い
- 患者さん(利用者さん)の対応
- やりがいを感じられない
- 仕事に対する評価が適切でない
疲れたときの対処法を教えてください。
疲れたときの対処法は以下の方法を参考にしてください。
- 休息をとる
- 好きなことをする
- 適度に体を動かす
- 転職してみる
- 理学療法士をやめてみる