【理学療法士の仕事の本音】良いところから悪いところまで14の本音を赤裸々告白!

理学療法士の仕事の本音

「理学療法士の仕事の本音は?」

「みんなどう思ってる?」

「このまま働いていて大丈夫かな?」

他の理学療法士が仕事のことどう思っているか気になりませんか?

理学療法士は表向きは人助けに繋がる良い仕事とされています。

しかし、仕事として考えると給料は低いし、疲れるし、残業は当たり前で休日を返上することもあります。

「良い仕事とは思っているけど…実際みんなどう思ってるの?」

「私はこのままで大丈夫なの?」

その不安な気持ち、分かります。

この記事では理学療法士の仕事の本音を良いところと悪いところそれぞれ紹介し、理学療法士として17年間働いた私の本音も合わせて解説しています。

この記事からわかること

  • 理学療法士の仕事の本音
  • 理学療法士の良いところと悪いところ
  • 収入は働き方によって変えられる

理学療法士の仕事の本音【良いところ】

理学療法士の仕事の本音【良いところ】

理学療法士の仕事の本音を見ていきましょう。

まずは良いところから紹介します。

良いところ

  • 転職がしやすい
  • 国家資格である
  • 若い人が多い
  • 直接人の役に立てる
  • クリエイティブな仕事である
  • よくなる様子が見れる
  • 医学や健康に詳しくなる

転職がしやすい

理学療法士は転職がしやすいです。

理学療法士は

  • 医療機関
  • 施設
  • 自費領域

などさまざまな領域があります。

理学療法士が増えすぎて就職が難しくなると言われることもありますが、現状ではまだまだ転職のしやすい職種です。

一般の会社員に比べると転職のハードルは低いでしょう。

国家資格

理学療法士は国家資格です。

理学療法士の資格は一度とってしまえば、更新する必要もなく持ち続けられます。

そのため、ブランクがあっても再就職しやすく、給与もある程度一定しています。

現状では資格を取得すれば、全く仕事がないということはありません。

若い人が多い

理学療法士は若い人が多いです。

年々合格者の数が増えており、若い理学療法士の数が爆発的に増えています

職場でも同期や近い年齢の先輩・後輩が多くなるため、コミュニケーションが取りやすくなります。

また、仕事上の情報交換などもしやすくなるため、働きやすく感じる人も多いでしょう。

直接人の役に立てる

理学療法士は直接人の役に立てます。

直に患者さんや利用者さんのリハビリテーションに携わることで何かの役に立つことができます。

仕事をしただけなのに「ありがとう」と言われることもあります。

役に立ったという実感が得られやすいのは理学療法士の特徴です。

クリエイティブな仕事である

理学療法士はクリエイティブな仕事です。

多様なニーズに合せて、最適な対応を模索する過程は難しいですがやりがいのある仕事です。

痛み一つにとっても生理学、解剖学、心理学などさまざまな背景から最適な対応を考えなければなりません。

単純な仕事ではない分大変ですが、非常に楽しくやりがいのある仕事です。

良くなる様子が見れる

理学療法士は患者さんや利用者さんが良くなる瞬間に立ち合えます。

頑張った結果、目的を達成する様子などを近くで見ることができます。

人が良くなる過程や目的を達成する様子を見ていると、こちらまで元気やヤル気を貰えます。

良くなる様子が見れるのは理学療法士の特徴です。

医学や健康に詳しくなる

医学や健康に詳しくなる。

あたり前の話ですが、理学療法士は医学的な知識や健康に対して詳しくなります。

医学や健康の情報は人が生きていく上でとても大事で貴重な情報です。

例えばプログラマーはプログラミングの知識が豊富ですが、生きていくのに直接の関係はありません。

理学療法士は生きていく上で大切な医学や健康の知識に詳しくなれます。

理学療法士の仕事の本音【悪いところ】

理学療法士の仕事の本音【悪いところ】

続いて、悪いところの本音を紹介します。

悪いところ

  • 給料が安い
  • 精神的・身体的に疲れる
  • 勉強量が多い
  • 残業が多い
  • 休日も学会や勉強会がある
  • 結果が出せるまでに時間がかかる
  • 理学療法士の数が多い

給料が安い

理学療法士は給料が安いです。

厚生労働省が発表している令和4年賃金構造基本統計調査では、理学療法士(作業療法士、言語聴覚士、視能訓練士含む)の2022年平均年収は430.6万円です(残業代やボーナス含む)。

医療従事者の中では最底辺の年収です。

理学療法士の数も年々増えているため、給料が上がりにくくなっています。

>>理学療法士の給料が安い理由と収入を上げる方法ついてはこちら「理学療法士の給料は安いのか?年収が低い理由と収入を上げる方法を解説!

精神的・身体的に疲れる

理学療法士は精神的にも身体的にも疲れる仕事です。

患者さんさんや利用者さんの精神的・身体的なケアをする仕事であるため、繊細な対応が求められます。

そのため、細かい気づかいも必要になるので、とても疲れます。

動作介助なども多く身体的にも疲れます。

>>理学療法士が疲れる理由はこちら「理学療法士が疲れる理由!対処法まで合わせて紹介!

勉強料が多い

理学療法士は患者さんや利用者さんの身体を扱うため、非常にたくさんの知識が必要になります。

また新しい知見も出てくるため、常に勉強が必要な職種です。

休日に学会や研修会に参加することも多いです。

また、職場でも勉強会が頻繁に行われることがあります。

残業が多い

理学療法士は残業が多い仕事です。

理学療法士はリハビリをする以外にも、書類作成、カンファレンス、後輩や学生指導などさまざまな業務があります。

そのため、リハビリをしてこれらの業務を行うのは困難であり、残りは残業して対応することになります。

職場にもよりますが、理学療法士は基本的には残業がそこそこ多くなる傾向にあります。

>>理学療法士の残業についてはこちら「理学療法士の平均残業は?現状と解決策を解説!

休日も学会や勉強会がある

理学療法士は休日も学会や勉強会があります。

理学療法士は自己研鑽のために勉強会や学会に参加することが多くなります。

ほとんどは土日祝日で開催され、休日を使って参加することがほとんどです。

出張扱いにしてくれる職場もあるそうですが、ほとんどが休日を使用して参加しています。

くっきー

私も出張扱いになったことはありません。

>>理学療法士の休日についてはこちら「理学療法士の休みはどれくらい?休日の特徴を勤務先別に解説!

結果が出せるまでに時間がかかる

理学療法士は結果が出せるようになるまで時間がかかります。

同じような病気や障害でも患者さんにより問題は異なっていることが多く、その人に合わせた対応が求められます。

そのため、学んだことや習ったことがそのまま結果につながらないことも多く、きちんと結果が出せるようになるまで研鑽が必要になります。

結果が出ないと悩むことも多く、楽しいと感じるまで時間がかかることもあるでしょう。

理学療法士の数が多い

理学療法士は数が大幅に増えています。

そのため、理学療法士の供給量は増え、市場価値は下がっています。

以前より希少性はなくなり、昔に比べると就職や転職はしづらくなっています。

くっきー

就職先がないわけではないが、引く手数多ではなくなっているのが現状です。

また、数が増えるということはライバルも増えるということであり、資格を持っているだけで優遇される状況ではなくなっています。

理学療法士を17年やってみた本音

理学療法士を17年やってみた本音

理学療法士を17年間やってきた私の本音を紹介します。

大変なことも多いけど、やっていて後悔はしていません。

私の本音

  • 年収600万円くらいなら可能
  • 理学療法士は楽しい
  • やっぱり精神的・身体的に疲れる

年収600万くらいなら可能

理学療法士は年収600万円くらいなら可能です。

職域や働き方によって年収600万円であれば十分狙えます。

くっきー

私も29歳のときに年収600万円に到達しました。

年収600万円が多いか少ないかは価値観によって変わるためなんとも言えませんが、私は悪くないかなと思います。

>>理学療法士で年収600万円到達する手順はこちら「理学療法士でも年収600万円に到達する方法

理学療法士は楽しい

理学療法士は楽しいです。

ニーズに対してさまざまな面から対応を考えて、問題を解決する過程はとても楽しいです。

また、直接、誰かの役に立つことができる仕事であり、やりがいがあります。

何より人が良くなっていく瞬間を近くで見ることができ、「よかった」と思える瞬間が何度もあるのはとても貴重だと思います。

やっぱり精神的・身体的に疲れる

しかし、理学療法士は精神的・身体的に疲れます。

17年間理学療法士を経験してもやっぱりそう思います。

患者さんや利用者さんに対しての細かい配慮が必要になるため、言葉かけを含め非常に気を使います。

また、動作介助なども多く、身体的負担も多くなります。

精神的・体力的に「疲れたなー」と思うことが多いです。

【まとめ】理学療法士は悪い部分ばかりじゃない

【まとめ】理学療法士は悪い部分ばかりじゃない

この記事のまとめ

  • 理学療法士は国家資格であり転職などがしやすい職種
  • 理学療法士は「給料が安い」「勉強会が多い」など悪いところもある
  • 年収に関しては働き方次第で改善の余地がある。

理学療法士は給料も少ないのに、残業や休日返上も多く、精神的・身体的に大変な仕事です。

しかし、人の役に立ち、「ありがとう」と感謝される仕事です。

社会的な信頼度も高い仕事であり、私は理学療法士として働いていることは後悔していません。

年収に関しても働き方や職域をきちんと選べば、年収600万程度は可能です。

理学療法士は良い部分もあれば悪い部分もありますが、働き方や職域によっては解決できることもあるため、転職を検討しても良いでしょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

>>理学療法士の転職サイトはこちら「【2023年】理学療法士におすすめの人気転職サイトランキング19選【徹底比較】

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よくある質問

よくある質問

理学療法士の仕事の本音で良いところを教えてください

理学療法士の仕事の本音で良いところは以下の点です。

  • 転職がしやすい
  • 国家資格である
  • 若い人が多い
  • 直接人の役に立てる
  • クリエイティブな仕事である
  • よくなる様子が見れる
  • 医学や健康に詳しくなる

理学療法士の仕事の本年で悪いところを教えてください

理学療法士の仕事の本音で悪いところは以下の点です。

  • 給料が安い
  • 精神的・身体的に疲れる
  • 勉強量が多い
  • 残業が多い
  • 休日も学会や勉強会がある
  • 結果が出せるまでに時間がかかる
  • 理学療法士の数が多い

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